2010.12.3掲載開始
人が亡くなると葬儀を行い、火葬され、お墓に埋葬されます。この当り前と思っていた習慣が近年の少子化、核家族化に伴い崩れつつあります。従来は、先祖代々のお墓があったり、新しく墓地を購入し墓石を建てるなどの方法が常識化していました。
しかし、現代社会では、少子高齢化が進み「高齢でお墓参りに行きたくても行けない。」「後継者がおらず、お墓を建てても無縁墓になってしまうのではないか。」などと心配する声が絶えず聞こえてきます。
實相寺では、従来の「供養墓地」の他に「永代供養塔」を建立いたしております。「永代供養塔」とは新しい形態のお墓で、各家施主様に代わって永代に渡り当山がご供養をいたす形態のお墓です。
次のような事でご心配事をお持ちの方は、實相寺までご相談いただければと思います。實相寺では、まずは、入墓をご希望される方としっかりお話しをさせていただき、ご納得していただいた上で入墓していただく事を第一と考えております。
▼實相寺永代供養塔の入墓の対象となる方
1.日蓮宗でお祀りしてほしい方
2.日蓮宗のお寺に永遠の眠りをと考えられる方
3.實相寺の地に、また、京都の地に永遠の眠りをと考えられる方
4.現在お墓を持っているが、後継者がなく先祖の墓の無縁化を心配されている方
5.まだお墓を持っていないが、自分も子孫も合同墓に埋葬される形式が好ましいと考えておられる方
6.手厚く供養されたい。
7.お墓はあるが、遠いのでお参りに行けない。
8.お墓はあるが、事情があって入れない。
9.独身の方
10.身寄りのない方
11.お墓をお持ちでない方
12.継承者のいない方
13.諸事情により、遺骨を一時的に預かって欲しい方(合祀はいたしません)
14.その他の事情
・過去の宗旨宗派は不問です。どなたでもご利用いただけます。
・生前での申し込みも可能です。生前予約の場合は、日蓮宗(=實相寺の宗派)に帰依することを条件とします。
・埋葬方法は、合祀(ごうし)の形態になります。實相寺では遺骨を骨壷から出してご遺骨を一ヵ所にまとめて納骨し、土に還す方法になります。
(*)三十三回忌までのご回向をご希望される方は、七回忌法要まで塔内納骨棚に安置し、その後合祀いたします。
・合祀後のご遺骨の返還はできません。
・希望者の方には、戒名・俗名等を石版簿誌に彫刻いただけます。
▼ご回向について
・春秋彼岸・お盆期間中に永代供養塔前にてご回向申し上げます。
・合祀供養簿に戒名・俗名等を記載し永久保存いたします。
・ご希望の方は、壱周忌、参回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌法要を厳修いたします。
・ご遺族がご希望される場合は、ご遺族に参加いただいての通常の法要を執り行います。
(ただし、實相寺の典礼に従って祭祀を執り行います。)
▼入墓にかかる費用
・使用料 : 30万円(一霊)(永代管理料含む)
・ご回向料(希望者) : 20万円(塔婆を建立し、三十三回忌法要まで厳修いたします)
・石板墓誌への戒名・俗名等刻字料(希望者) : 5万円/1枚(石板を含む)
▼生前予約の場合(申込者自身が将来入墓する場合になります)
・上記「入墓にかかる費用」
・護持会費 (實相寺護持会賛助会員費) : 年額6,000円
▼HPの問い合わせフォームからのお問い合わせ
こちらのページより、お問い合わせください。
▼電話によるお問い合わせ
實相寺「075-691-9648」までお電話ください。
▼手紙によるお問い合わせ
〒601-8172
京都市南区上鳥羽鍋ヶ渕町10-1 實相寺宛
こちらのページを参照ください>>
「正覚山實相寺-永代供養塔利用のてびき」、「永代供養塔の利用申込書」がダウンロードできます。
▼正覚山實相寺墓地のてびき
正覚山實相寺-永代供養塔利用のてびき
▼「永代供養塔」申し込み書(利用申込)
永代供養塔利用申込書
▼「永代供養塔」申し込み書(生前予約)
永代供養塔利用申込書(生前予約)
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当山供養墓地は、現在の募集は實相寺檀信徒様のみとさせて頂いております。
合掌