東大寺の修二会(お水取り)

東大寺の二月堂での修二会(しゅにえ)、別称「お水取り「お松明」とも言われております。これは、お祭りなんかではなく、仏教法要です。

◇—東大寺 修二会—◇
東大寺二月堂での修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年(752)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)が創始されました。以来、平成23年(2011)は1260回目になるそうです。この間、一度も途切れずにおこなわれてきました。

この法会は、現在では3月1日より2週間にわたって行われていますが、もとは旧暦の2月1日から行われていましたので、二月に修する法会という意味をこめて「修二会」と呼ばれるようになりました。また二月堂の名もこのことに由来しています。

修二会は、正しくは「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といい、十一面観世音菩薩を本尊とし、「天下泰平」「五穀豊穣」「万民快楽」を願って祈りを捧げ、人々に代わって懺悔(さんげ)の行を勤めるものです。
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同じ僧侶として、以前から一度どんな事がなされているか見てみたいと思っており、今回東大寺まで足を運んできました。

東大寺 二月堂

二月堂 お松明(1)

二月堂 お松明(2)

お松明の後、二月堂の本堂にて法要がおこなわれました。実際の法要は見学できなかったのですが、本堂前に立つと、中での法要をされている音が漏れ聞こえており、しばらくこれを聞き入っていました。やはり歴史を感じましたし、厳かな雰囲気で、堂内の各御上人の熱意も音と一緒に漏れてきている様に感じました。

なお、修二会の期間中、「法華懺法」(法華経を読誦して罪障を懺悔(さんげ)し、後生善所を願う法要)が毎日行われるそうです。

東大寺 夜の南大門(超高感度撮影)

ちなみに、見学に当たっては以下をご注意ください。
・めちゃくちゃ人が多いです。ただ、お松明が終われば、比較的に空いておりました。3月12日のお水取りは、さらに人が多いそうです。
・あと、、、防寒対策は十分に。二月堂は山の上にあり、めちゃくちゃさぶいです。

合掌

writer:若ボン

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